「なるほど!」の連続
それほど多くの書籍を読んできた訳ではないのですが、この本はお勧め度No1。
ワタクシの中学生娘も、全てを理解できるワケではありませんが、「ああ、そういうことね」と、授業で習った範囲を思い返して理解を深めることができている模様。
400ページ超となっていますので、読破するにはそれなりの根気が必要です。
が、気になるところを拾って読むのがいいかもしれません。そうしている間に、あっちもこっちも読めてしまいます。
ワタクシは、英語の文法を「そういうものだ」と捉えて修得し、プライベートや仕事で使ってきたので、嫌いになったり細かいことを疑問に感じたことは殆どなかったのですが、この本は「そういうものだ」を理論的に解説してくれていますので、何度も膝を打つ思いになりました。
例えば、
「willとbe going toの違い」
「可算・不可算」
「助動詞には気持ちが込められている」
など、
20年近く英語を使って仕事をしていて、これらの違いやルールの様なものを なんとなく掴んできたのですが、その「なんとなく」が言葉で以って具体的に説明されていることに感激しました。
「ああ、確かにねー」「書いてある通りやわ!」と、読み進めながら何度もつぶやいています。
これを学校の教科書にしてほしいですね。
英文法を「そういうものだ」と吸収した中学時代に この本が存在していたら、感覚的・論理的に英文法を学習できたハズと確信します。
中学生娘がこの書籍を読んで、フムフムと納得してるのが羨ましくも楽しみでもあります。
独り言
ワタクシは英語をパズルのように捉えています。(自分のことなのによく解りませんが、たぶん、そう捉えているハズ。)
書く時や喋る時に、パズルのピースを一定のルールに従って組み立てれば相手に伝わるという感覚です。
ときどき「三単現のS」「時制の一致」等々の例外・特殊ルールが存在するので、それらのトラップにかからないように上手く組み立てられればクリアできる!というゲーム感覚です。
スラングなんかは「裏技」ですね。
汚い言葉なので使ってはいけない裏技もあれば、知ってると相手との距離を一気に縮められる裏技もあります(笑)。
以上