前から気になっていたIHクッキングヒーターを使ってみた

IHクッキングヒーターの評価

 

 

メリット

  1. 電気代とガス代の仕事量や利用料金の単純比較は難しいですが、都市ガスよりも割高料金であるプロパンガスを使用していたので、IHに替えると少なくともその割高分の光熱費を抑えられたと思われる。(一般的に、プロパンガスの光熱費は都市ガスの1.6倍前後のようです。)
  2. ガスコンロの様な五徳が無く上面が平坦であるため、料理の加熱までに材料や物を置く場所として使える。
  3. 上面が平坦であるため、鍋の噴きこぼれやフライパンの油飛びがあっても掃除が簡単に済む。
  4. 湯沸かしボタンを使用すると湯が沸くと自動的にスイッチがOFFになるので、まだかまだかとフタを開けて確認する必要がない。
  5. タイマー設定ができるので煮物の時に煮込みすぎや消し忘れがなくなった。
  6. 特別な工事は不要だった。

 

 

デメリット

  1. 使用時の冷却ファンの動作音が換気扇並みに大きい。
  2. IH対応ではないフライパンや鍋は使えなくなった。
  3. ガスコンロの時と比べて水蒸気や臭いが横に広がるようになったので、室内の湿度や温度が僅かだが上がりやすい。
    ※ガスの時には鍋やフライパンの外側の空気が温められて上昇気流が発生していますが、IHでは鍋やフライパンのみが加熱されるので上昇気流が起こらないのが理由のようです。
  4. 炊飯器やオーブンレンジとの併用時にはブレーカーが落ちるので、合計消費電力に留意する必要がある。
    ※別室から延長コードを引っ張ってくれば解決します。
  5. ガスコンロの時よりも少し調理に要する時間が長くなった。
  6. 大きめのフライパンを使用する時には真ん中は火が通りやすく外側は温度が低いので、調理時に工夫する必要がある。

 

 

他に気になる点

  • 使用中は電磁波が出ているはずなので健康面にどう影響するのか気になるところだが、調理時間中のみであるため割り切っている。

 

 

所感

個人的には、冷覚ファン動作音・水蒸気や臭いの室内への拡散はかなり気になります。

 

調理時間や加熱ムラは、慣れればこんなものかと思うようになる。

 

火力が必要な調理にはカセットコンロで対応すれば、災害時にもカセットコンロが手元にあるので備えにもなると考えます。

 

フライパンを振ったり鍋をゆすったりするとアラームがピーピー鳴ります。直ぐ戻すから、ちょっと静かにしてて…。

 

光熱費の削減が主目的であれば、特に太陽光発電によって電力が供給される住宅であればお勧めです。

 

 

参考

傷つき予防や鍋の滑り止めのために専用カバーがあります。
全く滑らなくなりました。

 

以上