どこのケーキ屋さん?いいえ、自分でここまでできました!

チーズケーキ焼いてみました

 

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ベークドチーズケーキ

 

材料と手順

 

材料 分量
クリームチーズ 200グラム
生クリーム
(ホイップクリーム可)
1パック
2個
薄力粉 大さじ2
砂糖 大さじ4
レモン汁 お好みで
ココアクッキー お好みで

 

クリームチーズが200グラムぴったりでなくても構いません。また、生クリームは180mlのものと200mlのパックがありますが、こちらも残してしまうよりは使い切りましょう。

 

※ココアクッキーは無くても構いません。ほろ苦さによってケーキの味が引き締まることと見た目が映えることもあって使用しています。

 

混ぜるだけでもいい / こだわるのもいい

 

【こだわらない場合の作り方】

 

  1. 材料を一気にハンドミキサーで混ぜる
  2. クッキングシートを内張りした型へクッキーを敷き詰めてから生地を流し込む
  3. 予熱なし上下ヒーターONにて200度で30分間焼く

 

ハンドミキサーで混ぜてもクリームチーズが溶けきらないので少しダマになりますが、細かいことは気にしません。

 

 

【本気度高めの場合の作り方】

 

  1. クリームチーズ、生クリーム、卵を冷蔵庫から出して常温になるまで置いておく
  2. クッキングシートを内張りした型へクッキーを敷き詰めて準備しておく
  3. 小麦粉をふるいにかけて準備しておく
  4. 上下ヒーターをONにて200度でオーブンを予熱しておく
  5. 湯煎をしながらレモン汁以外の材料を全てハンドミキサーで泡立てる
  6. 泡だったらレモン汁を入れて軽く混ぜる
  7. 型へ流し込んで上下ヒーターをONのまま200度で30分間焼く
  8. 荒熱を取った後にラップを被せて冷蔵庫で一晩寝かせる

 

※湯煎は熱めのお風呂くらいの温度にします。
その温度の時に卵が最も泡立ちやすいようです。

 

※オーブンの予熱は、泡立った泡が割れる前に焼くためです。泡が膨らむのでケーキが膨らみます。
ただ、焼いた後はどうしてもしぼんでしまいます。しぼまない方法を現在模索中です。

 

以下、独り言

 

初めて「チーズケーキ」の名を耳にしたのは、たしか小学生の高学年の時でした。

 

料理好きの母がチーズケーキを焼くと言った時、ワタクシはある種の迷いのようなものを感じたのを今でも覚えています。

 

チーズは、ピザ・お好み焼き・ハンバーグ・カレー等々にトッピングしたり混ぜ込んだりされています。

肉とコラボするからこそチーズは最高に美味しいのだと信じて疑いを持っていませんでした。

 

そのチーズがケーキどのように融合するというのでしょうか…。
恐ろしい話ではないですか。

 

塩分の効いたチーズ…、甘みのあるケーキ…。肌に泡を生ずる思いをしました。

と申しますのは、小学生低学年の時に、「塩と砂糖を混ぜるとどんな味になるのか」と冒険したことがあります。
結果は、何とも形容し難い味わいでした。

 

その経験から、塩分と糖分は間違っても一緒にしてはいけない。と、固く信じておりました。

 

私は大のチーズ好きです。

しかしながら、「今からチーズケーキ作るから」の母の一言には返答に窮し、「あー…、そう。」と返しました。

 

ところが!恐る恐る一口目を食してみると、なんとも美味しいではあませんか!

「塩と砂糖は…」と思い込んでいた私は、その後ちょくちょく家事を手伝うようになり、料理には適量の塩と砂糖を同時に使うことは普通なのだ学びました。

 

そんな思い出深いチーズケーキにいつか挑戦したいと考えつつ、なかなか機会も無いまま幾星霜…。

ついに思い立って試行錯誤の挑戦を繰り返し、ついに4度目にして冒頭のケーキ屋さんのと見紛うほどのチーズケージと(興奮気味)

 

正直なところ、この完成度には自分でも驚いています。

だってワタクシ、しがない設計者ですから。(料理人ではありません。)

完全に趣味であるワタクシのお菓子作りにも、ビギナーズラック的にプロ級の結果が出ることがあるのですね。
次回も同じようにできるとも思いません。
つまり、マグレです。

 

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ベークドチーズケーキ!

 

お味はというと、
「うわー!なにこれ美味しぃ!」
「ケーキ屋さんのよりオイシイよ!」
「今まで食べた中で一番おいしい!」
と、家族は絶賛してくれました。

 

Cookpadにも掲載しています。こちらを参照ください。

 

クッキングにも「科学」

 

これまでは湯銭をする意味が解らなかったのですが、卵には泡立ちやすい温度があるということを知って勉強になりました。

こちらを参照

 

また、冷蔵庫で一晩寝かせるとしっとりした食感になります。

 

クッキングにも「科学」が潜んでいて面白いですね。

 

以上