映画「Zootopia」から学ぶ英会話 #10

映画「Zootopia」から学ぶ英会話 #10

 

2016年の映画「Zootopia」から、チャプターごとに英会話の活きた表現を学んでいきます。

 

チャプター10からはこちらの表現です。

わざとでしょ?

何が気に入らないの?!

見逃してくれない?

ちょっとした誤解なんだ

 

 

「わざとでしょ?」を英語で

 

on purpose

 

行方不明者が乗った車の所在を突き止めたウサギ警察官。キツネ詐欺師と共にその車が停めてあるパーキングへ向かいますが、免許センターでの調査に予想外に時間を費やしてしまい、パーキングは既に施錠されてこれ以上捜索が進みません。そんなことはお構いなしと振舞うキツネ詐欺師に向かってウサギ警察官が憤りをあらわにする場面です。

 

Closed. Great.
閉まってる。最悪。

 

Mmm, and I will bet you don't have a warrant to get in, ha?
令状持ってないんだろ?

Darn it. It's a bummer.
なんてこった。残念だよ。

 

You wasted the day on purpose!!
わざと一日無駄にしたわね!!

 

「Darn it」は「Damn it」よりも穏やかな表現。

「It's a bummer」は「残念だね」ですが、軽くあしらう感じの皮肉が込められた印象になるので、ホントに残念な時は「That's too bad.」「I'm sorry for that.」を使いましょう。

 

 

「何が気に入らないの?!」を英語で

 

what is your problem

 

行方不明者の捜索を必死に訴えるウサギ警察官に対してキツネ詐欺師は手伝ってくれているように見えなくもないが、ねちねちと皮肉を言われるのでウサギ警察官が憤激する場面です。

 

Well, then they should have called a real cop to find him.
ええっと、それならホンモノの警察官を呼べばよかったんじゃないかな。

 

What is your problem?!
何が気に入らないの?!

 

 

「見逃してくれない?」を英語で

 

you forget about you saw me

 

キツネ詐欺師がやむを得ずパーキングへ忍び込んでしまう状況を作り、不審者を追うというていでパーキングへ入り込んだウサギ警察官。行方不明者を乗せた車を見つけ出して証拠を探します。ところが、その車の持ち主の護衛に見つかってしまう場面です。

 

Raymond! And is that Kevin?
レイモンド!それにケヴィンかい?

Long time no see, and speaking and no seeing.
話すのも会うのも久しぶりだねぇ。

How about you forget about you saw me, huh, for old time’s sake?
昔のよしみで、俺に会ったこと見逃して(忘れて)くれないかな?

 

That’s a no.
ダメだ。

 

 

「ちょっとした誤解なんだ」を英語で

 

simple mis-understanding

 

護衛に囚われて連行され、”この街で最も恐れられているマフィアのボス”とご対面。キツネ詐欺師は過去にトラブルを起こしていて気まずいので、開口一番に申し開きをする場面です。

 

Mr. Big, Sir, this is a simple mis-understanding.
ミスター・ビッグ、これはちょっとした誤解なんです

 

 

所感

 

ひょうひょうと生きてきたキツネ詐欺師と小さくて弱いイメージに相違して意外と強かなウサギ警察官のコンビがなかなか見ものです。

 

文字起こしを続けていると、いろいろな場面の様々な英語が学べる面白さがあります。しかも、何度も聴き直すので耳が慣れてきて台詞を殆ど覚えてしまうくらいです。

 

全部終わったら一度通して英語で鑑賞するのが楽しみです。

 

全部でチャプター21まであるのでコツコツ頑張ります!

 

以上