思い出したいことが「喉まで出かかっているんだけど」を英語で

思い出せそうで思い出せない様子を日本語では

喉まで出かかっている

しかし、英語では

It's on the tip of my tongue.
舌の先まで出かかっている。

このように表現します。

学生時代にマレーシアからの留学生が教えてくれました。

 

なるほど面白い。と感じつつ一つの疑念が生じました。

 

声帯のある喉を通り越して舌の先にまで到達しているワケですから…
既に音として発せられているハズではないですかと。

その後も日本語と英語の表現方法の面白い違いについていろいろと教えてもらいました。

 

そして数年後、出張先のアメリカにてお客さんと話していた時に、何かを思い出そうとしてこの表現を使う場面が到来!

あの時のマレーシア留学生との経験をこの場で活かせる!と思いきや、この「It's on the tip of my tongue.」が思い出せなかったのです。(笑)

 

結局、

What do you say if it comes out right here? Here, here.
ちょうどここまで出てきている時になって言うんだっけ?ここ、ここ。
(と言って舌の先を指さしました。)

そうすると、お客さんが

"It's on the tip of tongue" is just on your tongue.
「舌の先まで出かかっている」が ちょうど舌の先まで出かかっているってことね。

と言ってくれたので、ああ!それそれ!と二人で大笑いしました。

 

こういった日本語とは少し異なる表現をするというところが英語の面白さの一つであり、それらの表現を用いて会話するのが英語を楽しみながら伸ばすに良いと私は感じます。

仮に思い出せなかったとしても、似たような語彙で身振り手振りで伝わるものです。

 

以上