映画007の あの有名なテーマ曲といえば

ジェームズ・ボンドのテーマ曲の作者はどなた?

Mobyです

本名はRichard Melville Hall。"Moby"の名は、ミドルネームMelvilleから名付けられたとのことです。

菜食主義者ヴィーガンです。ご本人のフェイスブックでも、たびたび菜食主義および動物愛護的な投稿が見受けられます。

注釈:菜食主義者には、乳製品や魚や卵を食するベジタリアン、それらを一切拒み植物性食品のみを摂取するヴィーガンがいます。ヴィーガンベジタリアンの分類は多種ありますので、詳しくは検索してみて下さい。

 

音楽のみでなく写真や執筆も手掛けたり動物愛護運動やチャリティー活動にも力を入れいています。

幼少のころから様々なジャンルの音楽に影響を受けたようですが、ジャンルという概念を持たないアーティストであるため、ハウス・ロック・テクノ・レイヴ・ビート・ヒップホップ等々の様々な曲を世に送り出しています。

お勧めするCDアルバム

かなりの数をリリースしていますが、Mobyヘの入り口として下記3アルバムをお勧めします。

  • Play (1999)
  • 18 (2002)
  • Hotel (2005)

お勧め曲

James Bond Therme

なんといってもこの曲です。007の映画を見たことある方は必ず聴き覚えのある口ずさんだことのある あの曲です。

私にとっては、2000年にオーストラリアでホームステイしていたお家のお父さんが、友達と浴びるようにお酒を飲んで暫く酔いに浸った後、大音量で流していた一曲という思いで付きです。

カッコいい!の一言に尽きます。大音量で流すと更にカッコいいですよ。

Porcelain

2001年頃の、メーカー・車種共に忘れてしまいましたが、車のCMのBGMで使用されていました。

楽曲のみのショートバージョンと歌詞付きのロングバージョンがあり、歌詞は非常に短く、人間関係の破局を描いたものです。

曲調とイメージの異なる In my dreams I'm dyin all the time との歌い出しがかなり衝撃的でした。歌詞内容というよりもメロディーでBGMに使われた考え否めませんが、こちらの曲もお気に入りです。

Homeward Angel [Long Version]

ソファーに深く腰を下ろして部屋の照明を落とし、今日一日の不安・焦り・怒り・悲しみ等、諸々の感情を洗い流して穏やかになれる、そんな曲です。

Snowball, Blue Paper

どちらの曲も曲名とは違ったイメージの、宇宙空間に放り出されたような不思議な感覚に陥る曲です。ああ、Mobyという感じです。

Why does my heart feel so sad

92年に作曲した当初はテクノ調の曲だった様ですが、暫く時間を経てスローテンポに編曲されて哀愁とロマンチックな曲に仕上げたようです。

この曲は、なぜかドイツで大ヒットしたようです。

ピアノのイントロから始まり、曲名と同じ歌詞が何度も繰り返されながら徐々に楽器が移り変わって…
打ちのめされて落ち込んでいる時には、暫く哀愁に浸れる曲となっています。

Rushing

Moby自身が、「この曲が収録されているアルバムの中で最も好きな曲の一つ」と言及している曲となっています。

歌詞といえる歌詞はなく、ピアノを主としながら低音を使用しているためか、深みと広がりのある曲に仕立てられています。

この曲もWhy deos my heart feel so sadと同様に、切ない中にもどこかに力強さを感じる曲と思います。

Chord Sounds

アルバムHotelの前半はエネルギッシュですが、途中から鬱になりそうな曲に挫けそうになりながら最後には霧の中へ溶け込んでいくというような、そんな選曲の気がします。

友人にMobyを勧めたことがありますが、その感想は「憂鬱になってしまう。それか、憂鬱になりたい人が聴く曲?」と(笑)。

 

失意の底にから立ち上がるにはこの Chord Sounds でしょう。

物悲しさの中にもどこかに希望を抱けるような、奥深い曲です。

お勧めCDアルバム

後書き

Mobyのファンになってかれこれ経ちます。

夜中にアルバムHotelを聴くと、なんというか人生の虚しさというか儚さのような、妙な感覚に陥ります。

鬱ではなく沈んでいる訳でもなく、エネルギーの最も低い場所という表現が適切かは解りませんが、地に足付けてじっくり考えて、よし明日も頑張ろうという気持ちに切り替えられます。

そういう時には、文字(歌詞)にも音楽にも人の心を動かす力があるのだと改めて感じます。

願わくは、誰かの書く文字が他の誰かを勇気づけることに使われ、誰かの奏でる音が他の誰かを奮い立たせることに用いられるようにと思うものであります。

 

以上